台湾で買ってきたレコード
台湾にライブしに行ったついでにレコードを買ってきた。
(ライブは6月だったので2か月ほど放置していた…始めたばかりのブログも放置していた…)
2枚買って、1枚は二胡を使った音楽。
String Glamour / Yu Hong-mei
ゆったりと中国茶を飲みたくなるような気分になる。
メロディーをそのままサンプリングするのもいいだろうし、単音をサンプリングするのにも使える。
メロディーをサンプリングすれば一瞬で中華圏ぽさがでそう。
もう一枚はヴァイオリンやチェロ、フルートなどを使ったゆったりしたインスト。
Longing for the Unforgettable Spring Breeze / FAN TSUNG-PEI
鄧雨賢という台湾の作曲家の楽曲を、チェリストでもある作曲家の范宗沛がアレンジしたレコード。
このレコードは2枚組で、1枚目は台湾の古い町並みに似合いそうな雰囲気のアレンジ。
ゆったりと落ち着いていてノスタルジックな雰囲気なので、BGMとしてかけとくと癒されそうな感じ。
2枚目は1930年代のコンボを再現したアレンジで、歌謡曲的な雰囲気。
こちらは小気味よいリズムで、掃除とかこれ聞きながらやったら捗りそう。
レコードは台南の林百貨店で購入した。
http://www.hayashi.com.tw/default.asp
普通にお土産を見に行ったのだけれど、CDショップも入っていてレコードも売っていたのでノリで。
CDも置いているので、気軽に試聴もさせてくれる。
次回台湾行くときはジャンクレコード屋を調べて行くのもいいかなと検討中。
初めて買ったレコード
機材や環境をそろえつつ、サンプリングの材料となるレコードをハードオフに探しに行った。
ジャンクコーナーのレコードは、アルバムが100円、シングルが50円なので、気兼ねなく適当にジャケ買いができる。
なので、特に熟考することもなくなんとなく気になったレコードを買ってみた。
クラシック、民謡、よくわからんテクノ、ビリージョエル、薬師丸ひろ子、サザンオールスターズなどなど、一貫性はない。
なんか使えるかも程度で選んだ。
個人的に結構使えるかもと思っているのは民謡のレコード。
三味線とか尺八をサンプリングしたり、民謡のリズムで遊んだりできる。
津軽三味線のリズムなんかは、重いビートと合わせてハネたグルーブを作ると面白そう。
あとは声ネタもサンプリングできそう。
初めて買ったレコードから、手始めにサンプリングしてみたのがこれ。
七尾まだらという民謡から三味線をサンプリングしている。
いろいろ試してみようと思って、三味線の音にがっつりエフェクトかけてみたけど、これは最早サンプリングしている意味がないなぁとも思っている。
練習にはなったけど。
ドラムは打ち込んでいる。
初めてドラムをちゃんと打ち込んだかもしれない。
このサンプリングした三味線の音でもう一曲作った。
みんな大好きCissy Strut。
こちらは三味線の音をそのまま素直に使っている。
ドラムとベースは打ち込み。
ドラムは The Metersのライブからパクっ…サンプリングしている。
ベースはウッドベースの音源を使ている。
意外とマッチしていると個人的には思っている。
三味線でCissy Strutをやるのは元ネタがあって、渡辺香津美が三味線入りでセッションしている。
ギターがメインだが。
三味線の音は今後も重宝しそうである。
うまいこと尺八の音も抜き出せれば和風音源でいろいろ遊べそうだし。
民謡のレコードはいろいろ遊びやすそうなので、今度ハードオフ行ったときに追加で購入するのもいいかもしれない。
あと今興味があるのは映画のサウンドトラック。
サンプリングするために揃えたもの
レコードからサンプリングするために必要となる道具は
レコードプレーヤーにUSB出力がついていればオーディオインターフェイスはいらない。
でも、もともと持っていたインターフェイスをちょうど買い替えようと思っていたこともあって、折角だからRCA入力のあるインターフェイスと安くてシンプルなレコードプレーヤー入門機で環境を構築した。
レコードプレーヤーはDenonのDP-29Fを購入。
シンプル。
PHONOイコライザーがついてるからこれだけあればレコード周りはOK。
とりあえずはこれで十分そう。
一人で宅録するにも使えるし、RCA入力がついてるからレコードプレーヤーからの出力を受け取れる。
あとはDAWソフト。
ACIDを持っているのでこれを使う。
サンプリングとループ素材の相性は良さそうだし、波形編集が優秀なのもレコードから音を抜き出したときに役に立ちそう。
波形編集をバリバリ使いこなしているわけではないけど。
サンプリングした音を使って打ち込むにはなんかしらサンプラーがないとつらいので、これももともと持っていたKontaktを使う。
サンプリング音源をKontaktに読み込むと、波形を見ながらぶった切って鍵盤に配置できるので、ピアノロールで打ち込んだりできる。
これができると、ドラムをサンプリングしてブレイクビートを作ったり、サンプリングした音からメロディーを作ったりしやすい。
鍵盤に配置する段階で簡単にピッチを変えられるので、サンプリングした1音を拡張して音階を作ることもできる。
構築した環境はこんな感じ。
手元にMIDI鍵盤もあるから、サンプリング音源を細切れにした音の確認用に使用している。
鍵盤弾ければMIDIでリアルタイム入力が簡単だけど、まともに弾けないから今のところマウスで入力した方が早い。
打ち込み系の人でドラムトラックを鍵盤でサクサク打ち込んでるのを見るとすごく効率良さそうだから真似しようと思うのだけど、どうやら僕にはセンスがないらしい。
ちなみにヘッドホンはサウンドウォーリアのモニタリングヘッドホンSW-HP10sを使用している。
モニタリング用のヘッドホンを探してる時にヘッドホンのレビューを見て購入した。
このレビューめっちゃ役に立つ。
the360.life - あのソニー神機がまさかの2位……「最強ヘッドホンランキング」52製品
Shin (@Shin_Sampling) | Twitter
レコードからのサンプリングに興味を持ったきっかけ
YouTubeで暇つぶししてる時にたまたま見つけたtofubeatsのハードオフビーツ*1を見て、ジャンクレコード漁ってるときとか、よくわからんレコードからサンプリングできそうな音を探しているときの宝探しみたいなワクワク感がめちゃくちゃ楽しそうだなーと思ったのがサンプリングに興味を持ったきっかけ。
もともと楽器やバンドをやっていたけど、DTMは軽く宅録で使うくらいで、打ち込みはあんまりやったことないから、そのあたりも覚えればできることも増えて音楽の幅も広がれば一石二鳥だし、ジャンクレコードなら高くないからお金がかからない良い趣味になるかなと。
サンプリングして制作した楽曲は、折角だしYouTubeとかSoundCloudにアップしていこうと考えている。
というか既に何曲かアップしている。
ついでに音楽関連でつながり作りたいと思ってTwitterのアカウントも作った。
Shin (@Shin_Sampling) | Twitter
全然活用できてない。
なんとなく英語でもツイートしてる。
実際にサンプリングしてみてめっちゃ楽しい。